『林道 藤川線〜大札線』


2006/10/29


所 在 地:静岡県榛原郡川根本町


本日最後の林道。17時を回ってしまい写真はロクに撮れないだろうが、とっとと行くことにした。




南明石線の途中にある分岐。トラ柵はあるもののちゃんと車が入れるように開けてあるので 行けるってことだろう。



あら? こっち側が終点なのか? まーいいけど。



当然ながら写真はほぼ撮れない状態。薄目で見ればなんとなく見えるハズ。



とっとと動画。道はそんなに悪くもなく、新し目な感じのする林道。



暗いしブレとるし。



ちゃんと撮るためにはこーやっていちいち止まらにゃムリ。



ちなみにその横には滝?



また滝。てか、暗すぎでよーわからん。






んんん? なんだありゃ!?



ひ、ひぇぇぇ。なんかものすっっっごい怖いんですがこれ。 なんでこんなとこに小屋? 一応横から登って行けるみたいだが、こんなとこに小屋が 必要なのか?それとも何かが祭られているとか?どっちにしても怖すぎる。



はい、何かが見える人はしっかり見てください。何もいませんかー?






空に何かあると思ったら、赤く染められた飛行機雲。



『夕日と月』ってのはどう?



あら? 分岐が出てきた。
予想だと右へ行けば町に出れるだろうから左へと進む。



まー予想って言うか、横にあった看板見たんだけどね。



もー真っ暗でなんも写っとらん。



そーいやこのカメラ、暗いとこにも強いから買ったんだ。と、ISOを1600にして撮影。が、 びみょーに明るくなった程度。1600でこれかよ? やっぱりパナはダメなのか・・・。






この辺り、ガンガン下って行く。まー自転車で来たくはない道だな。



写真では暗すぎて見えないだろうが、ここら辺の左側の土手。全域とまではいかないが、 広〜い範囲で小規模土砂崩れ的な崩れ具合。木とかも倒れているし、なんかすごーく怖かった。



ユンボも置いてあるし工事中の模様。



あ、道なくなった。
ちなみにここでISO3200にして撮影。



現在地はここ。結局北東にある藤川林道までは繋がっていなかったが、 これ後々繋げる予定なのだろうか?



ちゅーことで、分岐のとこまで戻って、大礼線を下って行く。



てか、ISO3200にすると不自然に明るすぎ。だからって1600じゃ暗すぎ。使えんなこれ。



しかも止まって撮影してもブレまくるからたまらん。






ん? 支線かなんか? よー見えんて。



さっきからわかるよーに、この道穴だらけ。夜で見難いから注意が必要。



ここらで動画。






ここから夜景が楽しめる。いや、あんまり楽しめない。



同じ写真。角度も同じぐらいなのになんでこんなに違うんだ?あームカつく。



で分岐。右への道も結構車の通った跡がある。
興味はあったがこの時間からは撮影が大変なので やめといた。



どれぐらい崩れているのかもよーわがんね。



ここにきて舗装路に変わる。



でもダートよりも酷い状態。



ここで大礼線が終わるのだろうか?



普通の舗装された道を下って行く。



たまに農道なんかもあるけど行く訳がない。



で、ここで国道362号へ出て終わりとする。




後書き
夕方からの撮影だったので、まともに写真も撮れずに枚数的には少なくなった。 Uターンしたのもあるが、トータルでは50分ぐらいかかっているので距離はそこそこ。 まー止まって写真を撮っていたのも考えると、実質そんなにはないかもしれない。

で、今日のスケジュールは終わったので、この後風呂にでも入りに行こうと国道362号を北上。 県道77号に入り、桑野山トンネルを超えて最初の交差点を右折。その先にあった もりの泉って温泉へ行った。
が、中に入ろうと思ったら、入口に【本日の営業は終了しました】と。ま、まだ18時半 なんですが? 確かに16時半に閉店するとこもあったのでありえないことはない。 ここまで来て入れんのかよーと、ダメ元で店の人に聞いてみた。すると7時までに 出るなら入っておっけーとのこと。しかも通常700円のところを地元価格の500円に してくれた。なかなか気のいいおっちゃんだ。

風呂の中は・・・記憶にない。 とにかくとっとと体を洗って18時55分ぐらいに出ることが出来た。

さー後は飯と寝床だーと、362号を静岡市方面へ向かって走りだした。ほんとは 奥大井音戯の郷の道の駅で寝る予定だったが、明日の朝いちに向かう林道が剣抜大洞林道なので、 少しでも近い方がいいだろうと場所を変更。 で、静岡市へ向けてほとんど車の通らない362号を快調に走っていた。 そこで突然、なぜだかわからないが右後ろが気になって振り返った。 ま、まー何がある訳でもなかったが、いったいなんだったんだろう? 今でも気になってしかたがない。 疑問に思いながら前を向くと、同時に





ガッシャーーン

ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ・・・・・・


とけたたましい音と共に衝撃が体を襲ってきた。 車が止まって自分の置かれた状況を把握・・・溝に落ちてまったげー。 なんとふかーーい溝に左の前後を落としてしまったのだ。 確かに362号の道は太くはないが、落ちる程の細さではない。しかもコンマ数秒しか後ろを 振り返ってないのに、普通落ちないだろ。いつも2〜3秒は余所見しとるし。

外に出て、溝に落ちた状態のジムニーを見る。うーん、これ絶対出れんだろ。そんな状態。 そう思いながらも試しに4Lにして動かして見る。無理矢理動くものの脱出できそうな期待感も ない。横に溝でもあれば可能性はあるが、今の状況で闇雲に動いても意味がない。 とりあえず手持ちのモノでなんとかしようと、タイヤの前に道具箱を置いて、その次にガソリンの入った 予備タンクを置いて脱出を試みる。が、ズリズリ滑ってガソリンタンクまで登れない。

あっ、こんなことしてる場合じゃないじゃないか!


写真撮らなかんて!!


そう思いすぐさまカメラを取りに戻ると、タイミング悪く(良く?)後ろから車のライトが近づいてきた。 頼むで過ぎ去ってくれ、お願いだで通り過ぎてくれ。写真を撮りたい一心でそう願ったものの、 願いは届いたのか届かなかったのか、そのパジェロとエスクードは止まってくれた。 「げー」と声に出てしまったのは内緒だが、その人たちが大丈夫か? 出れるか? 出れないなら パジェロで引っ張るでと色々言ってくれて、結局パジェロに装着されたウインチで引っ張ることに した。なんだかんだで見事溝から這い上がる事が出来た。 いままでラジコンのウインチしか経験した事が なかったが、本物のウインチって物凄い力なのねと感心しきってしまった。 とりあえず丁重にお礼を言ってその2人を見送った。
場所は違うがこんな感じの溝。左は壁ではなく森だった。


俺のジムニーの損害状況。帰ってから撮った写真だが、この写真からもわかるように そこまで酷いダメージではないものの、左前後のホイールはリムズタズタ。タイヤ削れまくり、 タイヤとホイールの間にしこたま砂利噛んじまってタイヤ変形。

ハブのカバーが削れて中身露出。こんな程度。それよりもハブが逝っちまってるかが問題。 ハブのガタは86でしこたま調整してたのでガタの具合はわかる。 幸いガタはなかったのだが、砂利噛んでるのでいつエアーが抜けてもおかしくない状態。 このまま旅行を続行するのにはちょっと危険。ってことでまたしても帰ることになった。



さすがに高速はムリだろうと、した道で帰路を検索。200km弱、5時間弱。うぅぅ・・・。 こんな時間かけて帰らなかんのかね俺は。まーこれは自業自得だと諦めて、ずーっとした道 で帰ることにした。が、浜松で辛抱たまらず高速へ。さすがに飛ばすのは怖いので80kmで巡航。 高速を80kmで走ったのなんて生まれて初めてだ。地元の車校には高速教習すらなかったので、 免許取ってから初めて高速ってのに乗ったが、そん時だって・・・。なんか凄く真面目になった気分。 その後はちょっとペースアップしつつ様子を見ながら無事0時すぎに自宅に到着。


それにしても今回の旅行はおかしすぎた。昨日は突然の頭痛&吐き気。 そして今日は初めての脱輪。9月は自分から諦めたものの雨で中止。 静岡方面はいいことナシな気がする。 それか、親父の49日もまだ済んでない状態だったのがいけなかったのだろうか。 あんまり思いたくはないが、なんだか呪われ気味な気がする。 年が明けたらお払いに行く事を心に決めて、今回の旅行は終わることにする。




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